Yukari’s Keiba Diary

ゆーかりの競馬奮闘記

函館2歳Sと函館記念の回顧

2024年7月13、14に行われた

GⅢ 函館2歳S  と GⅢ 函館記念

の回顧をしていきます

keibayukari.hatenablog.com

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GⅢ 函館2歳S

15:25発走 / 芝1200m (右 B) 
1回 函館 11日目 2歳 オープン 14頭

着順 馬名 騎手 斤量 上がり3F 走破-上がり コーナー通過 ランク
1 サトノカルナバル 佐々木 55 34.8 00:34.40   4-4 B+
2 ニシノラヴァンダ 永野 55 35.4 00:34.00 1-1 B
3 エンドレスサマー 横山和 55 35.1 00:34.30   2-2 B
4 ヤンキーバローズ 岩田康 55 34.2 00:35.30 10-9 B
5 カルプスペルシュ 鮫島駿 55 34.9 00:34.60   5-5 B-
6 リリーフィールド 武豊 55 34.1 00:35.60   12-11 B-
7 モズナナスター 菱田 55 35.6 00:34.20   2-2 C+
8 チギリ 北村友 55 34.5 00:35.40   10-11 C+
9 ヴーレヴー 浜中 55 34.4 00:35.50 12-11 B
10 エメラヴィ 横山武 55 34.9 00:35.10   9-9 C
11 ヒデノブルースカイ 高杉 55 35.3 00:34.90   7-7 C
12 シュードタキライト 丹内 55 35.9 00:34.60 5-6 D
13 ラインパシオン 大江比 55 36.1 00:34.90   7-7 E+
14 オカメノコイ 藤岡佑 55 37.6 00:36.20   14-14 #N/A

晴れ・良(1-11稍高速)。ハイペース前決着

※着順の色は枠の色です

印は実際買った馬券に基づいた印で予想記事内の印とは異なる事が多いです

※ランクはレース内容から私が採点し、その点数に基づいてランク付けしたものです

※天気・馬場状態の後の括弧内の◯‐◯は◯回開催の◯日目を表しています。◯T◯となっている場合はレース中、または直前に雨が降っていたレースです(YTは弱い雨)

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馬券はデビューしたばかりの2歳戦という事で単勝3点と複勝1点という形にしました
チギリはある程度高評価していたのですが内枠で位置的にも厳しくなるかもと思い馬券から外し、エンドレスサマーは人気している事と同じく内枠はある程度リスクになり得ると思い馬券から外しました
ブログで高評価した馬から、単勝はヤンキーバローズ、ヴーレヴー、ニシノラヴァンダ、複勝はシュードタキライトを選択しました
1着サトノカルナバルは自分のデータからは選びにくいタイプだったのですが、基本に立ち返ると函館短距離と比べてレベルの高い東京1400mのデビュー戦を圧勝してきている事を考えるとこの中では相当強い可能性が高いと評価すべきでした。何故東京1400mでデビューしてここを使ってくるのかという違和感も、なんとなく嫌う要素としてしまいました。陣営が血液検査で適正をしっかり見極めていたというようなコメントもありましたし、評価すべきでしたね。強い競馬で完勝でした
馬券の話に戻りますが、結局単複多点買いの方が結局リスクがあったなと思いました。単勝多点の観点では妙味を考えて外したブログ本命のエンドレスサマーから、高評価馬にワイドで流せば当たっていましたし、サトノカルナバルを嫌ったとしてもニシノラヴァンダとのワイド9.5倍が取れていて自分の中のセオリー通りで良かったなと感じました。ポジティブに考えるとデビュー間もない2歳の重賞でも自分のデータ分析は割と通用していたという事で多少自信になりました
2着ニシノラヴァンダパドックでとても良く見え、状態ランクも1位でしたし評価を上げました。テンが速いと評価していたのでそれも高評価の後押しになりました。函館記念でもそうでしたがやはり競馬は『前』ですからね。レースではハナを切って良い手応えで回ってきました。勝ち馬は強かったですが、この馬のレースをしっかり見せてくれたと思います
3着エンドレスサマーは最内枠で新馬戦とだいぶ違う形のレースになりましたが、しっかり馬券内に入ってきました。鞍上は掘れた馬場が好きではなさそうとコメントしており、自分の得意な条件でなくてもこれだけ走れたという事であれば、レース内容含めて良い経験が出来たのではないでしょうか
4着ヤンキーバローズは結局外枠と展開がキツかったですね。鞍上はもう少し距離があった方がいいかもと言っていますし、ポテンシャルは高そうなので合う条件で巻き返しに期待したいです
9着ヴーレヴーは出遅れてしまい、外回しの競馬になってさらに直線では斜行による不利も受けて競馬になりませんでしたね💦ただゴール後は目立って伸びていましたしやはり能力は高そうだなと感じました
シュードタキライトは流石に4走目でキツかったでしょうか。見せ場なく終わってしまいました

 

 

GⅢ 函館記念

15:45発走 / 芝2000m (右 B) 
1回 函館 12日目 3歳以上 オープン ハンデ 16頭

着順 馬名 騎手 斤量 上がり3F 走破-上がり コーナー通過 ランク
1 ホウオウビスケッツ 岩田康 57.5 35.3 01:23.90   2-2-2-2 B+
2 グランディア 三浦 56 35.3 01:24.50 7-7-6-5 C+
3 アウスヴァール 古川吉 54 36.4 01:23.50 1-1-1-1 C+
4 サヴォーナ 池添 57.5 35.2 01:24.70   10-9-11-9 B
5 プラチナトレジャー 永野 55 35.3 01:24.80   12-12-11-8 C
6 チャックネイト 佐々木 58.5 35.5 01:24.60   7-7-10-9 C+
7 サンストックトン 藤岡佑 55 35 01:25.30   16-16-16-15 C-
8 リカンカブール 津村 58 35.8 01:24.50   3-4-6-5 C-
9 マイネルクリソーラ 丹内 56 35.8 01:24.50   10-9-6-7 C+
10 トップナイフ 横山和 57.5 36.2 01:24.20 3-3-3-3 C-
11 アケルナルスター 56 36.1 01:24.50   14-13-6-9 C
12 ハヤヤッコ 浜中 58.5 35.5 01:25.10 14-13-15-12 C+
13 オニャンコポン 菱田 57 36.4 01:24.30   3-4-3-4 D
14 エミュー 鮫島駿 54 35.9 01:24.80   9-9-11-12 D
15 エンパイアウエスト 横山武 53 35.9 01:24.90   12-13-14-15 C-
16 デビットバローズ 武豊 56 38.5 01:24.40   6-4-5-12 H+

晴れ・良(1-12稍遅)。ミドルペースIN前有利

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馬券はパドックまで見て考えて、高評価した馬の中では枠とポジション・バイアス以外で一番不安要素がなく、妙味があるハヤヤッコ(結局その懸念が全てでした💦)を重視して単勝と、能力が足りるか微妙も条件や状態バッチリのグランディアパドック良く休み明けもノリさんが入念に調教をつけていて今回和夫Jが鞍上のトップナイフへのワイド。そして状態・条件・斤量大幅減でバッチリのアウスヴァールの複勝を選択しました
アウスヴァールが逃げ粘ってくれて久々の重賞的中でした(ホッとしました)
馬券の候補としてはハヤヤッコからブログで高評価した馬へのワイド流しのみやホウオウビスケッツからのワイド流しやサヴォーナからのワイド流しなんかが候補でした。ホウオウビスケッツからのワイド流しだと2点取れていて合わせて万馬券でしたしちょっと悔しさはあるものの、他の候補だと当たってもいなかったので良かったです。アウスヴァールの複勝の考え方としてはどの馬も完全に信頼出来る感じはしなかったのでアウスヴァールが来てるのに外すというのは嫌という事と12倍はつきそうという事でした。ゆくゆくは単や連系でしっかり穴馬を拾って大きい馬券をとるというのが理想かなと思っています
1着ホウオウビスケッツはアウスヴァールが逃げると思いましたし、前走逃げていた事もあり折り合いが不安。前走巴賞組不振は単なるジンクスではなく、ここでしっかり賞金を稼ぐために仕上げる事が多く、間隔もなく、距離延長になるという事でしっかり不安な要素があると思いその点でも割り引いて最終的には買わなかったのですが、傾向的にも能力的にも思い切って狙うというのも手だったかもしれません。今回はどの馬をとっても軸として不安がそれなりにありましたからね😅
実際のレースでも前半はやはり折り合いが大変そうで、岩田パパがガッチリ抑えていました。ただしっかりこの馬を理解している岩田パパとしっかり息があっていて、うまく力を出し切れたのが勝因だと思います
2着グランディアはまず馬券的には能力的に本当に足りるのか信頼感がなかったため本命には出来ないが、馬群を割ると良いタイプで絶好枠を引けてバイアスも向きそうで適正もバッチリそうという評価でした。なので誰を軸にしても絶対相手には選ぼうという感じでした。逆に本命候補の3頭(ホウオウビスケッツ、サヴォーナ、ハヤヤッコ)が全馬不安があったのでむしろここを思い切って連係の軸にするのも1つの手だったかもしれません。基本的には能力を重視したいスタンスなので難しい判断でしたが💦
レースではこちらも三浦Jがしっかりこの馬の良さを活かして理想的な競馬が出来たのではないでしょうか
3着アウスヴァール古川吉洋Jが思い切ってしっかり行き切らせ、ペース配分もバッチリの見事な逃げで馬券内に粘り込みました。舞台や斤量、脚質構成、バイアス等色々恵まれたというのはありますが、良くなってきているというのはあると思います。なかなかここまでバッチリな条件は出現しないかもしれませんが、逃げ馬ですしまたハマる場面があっても良いでしょう。その時はまた見逃さない様にしたいです。馬券的にはブログで穴指名していた通り注目していて、しかし買うか買わないか若干迷うラインでした。ただこの日の函館の傾向から前残りで明らかに恵まれそうと思い、買う選択に至りました。穴党であればここからというのも良かったと思える程条件はバッチリでしたね
4着サヴォーナは懸念した通りテンで行けず、内で包まれ中断後ろからに。IN突きも手だったとは思いますが、人気を背負っていてマークもキツかったですし外回しで仕方なかったと思います。そういう意味ではうまく外に出せたなと思いました。しっかり走っていて力は示したと思いますし、条件が好転すれば普通に好走すると思います。結局馬券的には買わなかったのですが、人気の1番枠でテンのスピードも相対的にそれほどない上に大幅距離短縮などなど不安要素が多かったのでブログのデータ的に本命ながら敬遠しました。最後はアウスヴァールが差されそうでヒヤヒヤでした😅
6着チャックネイトは実績があったのですが参考にしている指数が高くなく、枠やテンのスピード、脚質的に嫌ったのですがそういう競馬になったかなと思います。ただマークしていたエンパイアウエストが垂れてきてうまく動けなかった割にここまで来ていますし力はありますね
10着トップナイフですが札幌記念の好走で実績・能力ランクが上がっていて、よく考えると超特殊馬場の適正によるものでこちらも指数はあまり高くなく、そこまで評価しない方がいいかなとブログ予想の時点では思っていたのですが、前述の通り直前で馬券に入れてしまった訳ですがここは優柔不断だったかなと思います😓今回の敗因は休み明けの分じゃないかなとは思っています
12着ハヤヤッコは躓いて出負け、向正面では外に出せず抑えて下げる形になり、最終コーナー超大外ぶん回しとキツ過ぎる競馬になってしまいました。その割にやはり終いの脚は使えていますし、最近は安定して走れてはいると思います。今回は展開・バイアス・枠に思い切り嫌われた形なのでまだまだ期待出来ると思っています

 

 

 

回顧の文章が長くなった様にこの函館2重賞は考えるのが楽しく、学べる要素も多い個人的にとても有意義な2重賞でした

北海道が地元という事で函館最終週というのも感慨深かったですし(すぐ札幌競馬が始まりますが)、今年の函館は今までで一番楽しめました🐴

札幌競馬も楽しんでいきたいです🐎