Yukari’s Keiba Diary

ゆーかりの競馬奮闘記

葵Sと日本ダービーと目黒記念の回顧

2024年5月25日、26日に行われた

GⅢ 葵S  GⅠ 日本ダービー  GⅡ 目黒記念

の回顧をしていきます

 

回顧の文章はレース数日後にまとめたものです

keibayukari.hatenablog.com

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GⅢ 葵S

15:35発走 / 芝1200m (右 B) 
3回 京都 11日目 3歳 オープン 18頭

着順 馬名 騎手 斤量 上がり3F 走破-上がり コーナー通過 ランク
1 ピューロマジック 横山和 55 33.9 00:33.20   1-1 B+
2 ペアポルックス 松若 57 33.9 00:33.40 2-2 B
3 ナナオ 和田竜 55 33.8 00:33.50   3-3 B
4 エトヴプレ 藤岡佑 55 33.6 00:33.90 8-8 B
5 シカゴスティング 西村淳 55 33.6 00:33.90   8-8 B
6 ナムラアトム 浜中 57 33.4 00:34.10   13-11 B-
7 アウェイキング 菱田 57 33.3 00:34.40   15-16 C+
8 エポックヴィーナス 酒井 55 33.6 00:34.10   11-14 C+
9 ガロンヌ 池添 57 33.4 00:34.40   17-14 C+
10 オーキッドロマンス 内田博 57 34.3 00:33.60 4-4 C
11 アスクワンタイム 岩田望 57 33.9 00:34.00   13-11 C+
12 カルチャーデイ 武豊 55 33.1 00:34.80   18-17 C+
13 エリカカリーナ 鮫島駿 55 33.9 00:34.00   10-10 C+
14 ニコラウス 荻野極 57 33.5 00:34.50   15-17 C
15 モンシュマン 松山 57 33.9 00:34.10   11-11 C-
16 モズトキキ 亀田 55 34.3 00:33.80   6-6 C-
17 クリスアーサー 57 34.8 00:33.60   4-4 D+
18 ジョーローリット 柴田裕 55 34.8 00:33.80 6-6 D

晴れ・良(3-11超高速)。ハイペースも超前残り

※着順の色は枠の色です

印は実際買った馬券に基づいた印で予想記事内の印とは異なる事が多いです

※ランクはレース内容から私が採点し、その点数に基づいてランク付けしたものです

※天気・馬場状態の後の括弧内の◯‐◯は◯回開催の◯日目を表しています。◯T◯となっている場合はレース中、または直前に雨が降っていたレースです

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馬券はテンが速く根性もあり、芝2走目で慣れが見込めるとしてジョーローリットの複勝と、能力最上位・状態ランク1位のエトヴプレから能力2位帯のオーキッドロマンスと、好データ1位のペアポルックスへのワイドを選択しました
ジョーローリットは出負けもあり厳しい競馬になってしまいました。タイトな競馬になりましたし柴田裕一郎Jはこれが初重賞という事で良い経験になったのではないでしょうか
1着ピューロマジックはテンが速く、外枠の和夫Jという事でブログでも△までは打っていたのですが好スタートからそのまま逃げ切りました。私のスタイル的には軸はエトヴプレにした方が良いと判断したので結局は外れていますがワイドでここまで広げても良かったかもしれませんね
ペアポルックスは2番手につけてそのまま2着でゴール。橘Sでは厳しい競馬で踏ん張っていましたし距離短縮の重賞でも好走しました。ここを軸にするかも迷いましたが基本は能力最上位を軸のスタイルなので仕方ないですね
3着ナナオは好データ馬には挙げなかったものの結構好データ指数が高く、万能総合力も高かったです。このテンの速いメンバーが揃っているメンバーで3番手で競馬出来たのは驚きでした。タフ馬場でも高速馬場でも結果が出ていて好走レンジが広く、成長もしていますし今後も楽しみですね
4着エトヴプレは出負けて入られ、ポジションを取られて位置を下げたのが痛かったですね。それでも藤岡佑介Jが内に潜り込ませてなんとか勝負になるレースをしてきてはいます。力がある所は示していますがこの展開で出負けては厳しかったです💦
オーキッドロマンスは枠とペースが合わなかったでしょうか
テンの速い馬が多く、ハイペースでも前残りという高速電撃戦となりました

 

GⅠ 日本ダービー

15:40発走 / 芝2400m (左 C) 
2回 東京 12日目 3歳 オープン 馬齢 18頭

着順 馬名 騎手 斤量 上がり3F 走破-上がり コーナー通過 ランク
1 ダノンデサイル 横山典 57 33.5 01:50.80 4-3-6-4 S+
2 ジャスティンミラノ 戸崎圭 57 33.9 01:50.80 2-3-2-4 S
3 シンエンペラー 坂井 57 33.4 01:51.50   8-7-9-9 S-
4 サンライズアース 池添 57 34.4 01:50.60   17-17-2-2 S-
5 レガレイラ ルメー 55 33.2 01:51.80   10-11-14-13 A+
6 コスモキュランダ Mデム 57 34.3 01:50.80   16-13-5-4 A+
7 シュガークン 武豊 57 34.7 01:50.50   2-2-2-1 A
8 エコロヴァルツ 岩田康 57 34.7 01:50.50   1-1-1-2 A
9 シックスペンス 川田 57 34 01:51.30   4-5-6-7 A
10 ジューンテイク 岩田望 57 34.1 01:51.20   6-7-9-7 A-
11 アーバンシック 横山武 57 33.5 01:51.90   14-13-14-15 A
12 サンライズジパング 菅原明 57 33.6 01:51.80   10-10-12-13 A-
13 ゴンバデカーブース 松山 57 34.1 01:51.40   6-6-8-9 A-
14 ダノンエアズロック モレイ 57 34.1 01:51.50 8-9-12-9 A-
15 ショウナンラプンタ 鮫島駿 57 34 01:51.60   12-11-9-12 A
16 ミスタージーティー 藤岡佑 57 33.4 01:52.20   14-16-16-16 B+
17 ビザンチンドリーム 西村淳 57 33.7 01:52.10   12-13-16-16 B
取消 メイショウタバル 浜中 57          

晴れ・良(2-12標準)。ドスローL5Fロンスパ戦

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馬券はダノンエアズロックの単勝と、ジャスティンミラノからダノンエアズロックとダノンデサイルのワイドでワイドが的中でした
ダノンエアズロックは暴れている返し馬の感じを見てどうするかかなり頭を抱えましたが、モレイラJですしなんとか我慢出来て普通に走った場合後悔してもしきれないと思いそのままに…

それもあってダノンデサイルの単勝も悩みましたが、均等買いなのでジャスティンミラノーダノンエアズロックのワイドがガミる可能性がありましたしそれはダノンエアズロックが力を出せない前提の単勝なのでスタイルにも合わないと思いやめました

他にもワイド2点のみにするか等券種はかなり悩みました💦

皐月賞ではダノンデサイルの単勝を買っていたのでちょっと悔しい感じはしますが、自分のスタイルは貫けていると思いますし的中は出来ているので良かったかなと思います
1着ダノンデサイルはIN前でロスなく回り最後も内から伸びてきました。上がりも3位の33.5を使い完勝の内容。皐月賞で止める判断をしたノリさん、そこから難しい立て直しをやってのけた陣営、それに応えた馬、素晴らしい競馬でした。ダノックス悲願のダービー制覇となりました。またこの日はダノンデサイルを管理する安田翔伍調教師の父、安田隆行さんがトウカイテイオーでダービーを制覇したのと同じ日というドラマもありました。個人的には京都2歳Sで11番人気ながら対抗評価で狙い、そのレースでは最も強い競馬をしたと評価し、京成杯では単勝を買って的中、皐月賞は本命で買うも除外、そしてこのダービーだったのでずっと追いかけてきて良かったです
2着ジャスティンミラノはやや出負け気味ながら想定通り外先行。やれる事をやっての結果だと思いますが、皐月賞の疲れは多少はあったのではないかと思います
3着シンエンペラーは能力比較ではレース実績から馬券内は難しいと思っていましたが、今回仕上がり良く、新馬戦で強いパフォーマンスを見せた東京の舞台。今までで一番のパフォーマンスを見せてくれたのではないでしょうか。凱旋門賞馬ソットサスの弟ですし凱旋門賞でも期待出来るものはあると思います
4着サンライズアースは「THE G1の池添」という素晴らしい競馬でした。ベストタイミングでの捲りで4着に粘り込みました。香港では4連単も発売されていて、15番人気のこの馬が4着だった事もありすごい配当になったようですね
5着レガレイラは内枠、後ろからという事でまぁ展開的に厳しかったですね。それでも上がり最速を繰り出していますししっかり存在感を示したとは思います
ダノンエアズロックは返し馬で暴れていて輪乗りでは1頭落ち着かせるのに徹していましたし、モレイラJのコメント通りレース前に消耗してしまい全然力を発揮できず残念でした😢ただPOG指名馬でしたしダービー出走を果たしてくれて、楽しませてくれました🙏

 

GⅡ 目黒記念

17:00発走 / 芝2500m (左 C) 
2回 東京 12日目 4歳以上 オープン  ハンデ 13頭

着順 馬名 騎手 斤量 上がり3F 走破-上がり コーナー通過 ランク
1 シュトルーヴェ モレイ 58.5 32.9 01:59.40   11-10-11-10 A+
2 シュヴァリエローズ 西村淳 56 33.6 01:58.70   3-3-2-3 A+
3 クロミナンス ルメー 57.5 33.4 01:58.90 4-4-5-4 A
4 サトノグランツ 川田 58.5 33.7 01:58.80   4-4-4-4 A-
5 マイネルウィルトス 横山武 57.5 33.5 01:59.10   9-9-8-7 A-
6 ダンディズム 岩田望 57 33.3 01:59.30   8-10-10-10 A
7 ヒートオンビート 坂井 59 33.4 01:59.20 6-6-8-7 B
8 バラジ 丹内 56 34.1 01:58.60   2-2-2-2 B+
9 ケイアイサンデラ 藤懸 54 34.3 01:58.50   1-1-1-1 B+
10 メイショウブレゲ 酒井 56 33.2 01:59.60   9-12-11-13 B+
11 ナイトインロンドン 鮫島駿 52 34 01:58.90   11-6-5-4 B+
12 ジューンアヲニヨシ 池添 55 33.8 01:59.10   6-6-7-7 B+
13 シークレットラン 内田博 52 34.5 01:59.40   13-13-11-10 C-

晴れ・良(2-12標準)。ドスローL3F戦

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馬券はパドックを見て良さそうに見えたヒートオンビートからにしました。この時期は良いんだろうと思ってここから勝負する決断をしました。単勝クロミナンスとの馬連とワイドを選択
ただ自分のスタイルとはズレてる感があり、あまり勝負にならなくてもクロミナンスからシュトルーヴェとヒートオンビートとのワイドで観戦するくらいが良かったかもしれません
意外と馬券選択が難しいレースだったなという印象です
どちらにしろ目黒記念は騎手もダービーの後でどうしても気持ち面が難しいと思うのであまり勝負しない方が良いですね。そこは反省して来年以降に生かそうと思います
1着はシュトルーヴェ。前走は鮫島克駿Jがロスの少ない好騎乗をしていたのでモレイラJに替わったとしてもそこまで上積みはないかと思ったんですがシンプルに鞍上強化で評価すべきだったかなと思います。斤量は影響出ない馬はほとんど出ないですし…。よく考えればもっと評価しても良かった気はしますね。ここの単勝からの判断が出来ても良かったくらいでした。非常に充実してると思いますし、今後も楽しみです
2着のシュヴァリエローズ京都記念時に穴指名して4着でしたが今回も好データSランクでした。今回はリピーターのヒートオンビートを穴で狙いたかったですし、サトノグランツ以外の上位人気馬は強いと思っていたのでここまで手は回らず…。ポジション取れたのが何より大きかったですね。西村Jの好騎乗もあったと思います。ヒートオンビートとの差はこの辺でしょうか
3着クロミナンスは力は示したとは思いますが、シュトルーヴェには完敗でしたね
推し馬のダンディズムは6着でしたが、この馬基準ではゲートを出ましたし、二の脚も利きました。直線はずっと前壁で馬券内くらいの価値のあるレースだったと思います
7着のヒートオンビートですが、クロミナンスと同じくらいのスタートも位置を譲ってしまいました。前走2500mで前で競馬出来た事を生かして前目で競馬して欲しかったというところはありますが、実質逃げの様になって集中力に課題を見せてしまった前走からの立て直しのために折り合い重視だった気もします。前走の形というのはもうちょっと考えるべきでした。直線も前壁で十分に追えずでしたし不完全燃焼でした。次に生きるかもしれませんが状態的にも時期的にもここがベスト舞台だった気はするので勿体ない感じはありますね