2023年6月4日(日) 15:40発走
東京11R 芝1600m G1安田記念
回顧していきます
曇り・良馬場(前日の降雨で渋り気味)。ミドルペース。差し決着。時計は超高速
展開・ペースは逃げ・先行馬の出方で大きく変わるレースだったと思います
ウインカーネリアンが大外枠から思い切ってハナを切り、メイケイエールは立ち上がる様に出てしまい出遅れ、ジャックドールも若干出負け気味ながら押して2番手を確保、その後ろにスタート良いソダシがつける形でメイケイエールが行けなかった分ハイペースまではいきませんでしたが、そこそこのペースにはなりました
例年の傾向通りの差し決着となりました。蓋を開けて見れば去年の1,2,4着馬がそれぞれ1,3,2着とザ・リピーターレースでしたね
1着ソングライン🥇
好状態指数2位。ずっと戸崎騎手がつきっきりで調教をしてきた事もあり、人馬の息がとても合っていた様に思える
パドックも高評価されており、鞍上もレース後にヴィクトリアマイルと比べても状態がアップしていたとコメントしていて抜群の状態だったのだと思う
スタート良く、大外枠から安田記念の勝ちポジにスッポリ収まった
直線は馬なりでグングン上がっていき、鞭を入れるとさらに弾けて余裕を持っての完勝
ここに来て成長を見せており、アメリカ挑戦の話も出ているがとても楽しみである
2着セリフォス🥈
調教から気性が不安視されていたし、元々気性難しい馬。好状態指数が高くなりにくいタイプで見極めが難しい
安田記念の勝ちポジや気性を考えると内枠は不安だったが、レーン騎手の素晴らしい騎乗で不安要素を全て潰した様に思えた
ある程度出していったが、ギリギリ溜められるポジションに収め、最後ソダシを抜かしていく脚は相当なものだった
鞍上はかなり選ぶ様に思える。またレーン騎手とのコンビで見たい。サリオスと名前が似ているし(?)
3着シュネルマイスター🥉
好状態指数が高くなりにくいタイプだと思うが、今回高めだった。しかし内容や陣営のコメントを見ると絞ろうとしていたり、レース当日馬体重が増えているかもしれないが問題ないと言っていたり少し怪しい気がした。結局レース当日は馬体重±0kgで絞ってきた。これはプラスというよりなんとかそうしたのかなとマイナスよりで捉えた
行き脚やエンジンのかかりが年齢を重ねて悪くなっている様に感じるし、以前は互角だったソングラインと成長力で差が出た印象
それでも上がり最速で3着を確保するあたり流石の地力
京都のパフォーマンスは圧巻だったが、下り坂があっていのたのかもしれない
4着ガイアフォース
好状態指数が高くなりにくいタイプ。前走は折り合いかきながらの好走だったが、今回はそれなりに折り合いつき、さらにパフォーマンスを上げてきた様に思える
それによりシュネルマイスターとの差が縮まった形か
今後どの距離を主戦にするかにも注目だが期待が膨らむ馬
5着ジャックドール
好状態指数1位で状態良かった様に思える
ゲート内で気持ちが入ってしまいスタート良くなかったと鞍上コメント。隣のメイケイエールに釣られた部分もあるか
最初被されるのを嫌って押していった分ちょっと力んだとも鞍上はコメントしている
差し展開になった事もあるが、その分最後伸びなかったか
マイルでも展開向けば勝ち負け出来る力は示したと思う
主戦は2000mの方が良いと思うが、レース間隔を考えて選択肢が増えた事は良かったと思う
おそらく2200m以上を使うよりは良いと思う
6着レッドモンレーヴ
ゲートを我慢して、勝ち馬の後ろの良いポジションで運び、良い競馬が出来た
200m距離延長、イッキの相手強化ながら見せ場作り善戦
7着ソダシ
スタート出て3番手でリズム良く競馬が出来たが、差し優勢の展開になったにしても最後はこの馬にしては伸びず
中2週という間隔を詰めての競馬が合わなかった様に思える
ヴィクトリアマイル程の状態にはなく、レース質にも合わなかったか
今浪厩務員が担当する最後のレースとなったが、無事完走してくれた
8着ウインカーネリアン
大外枠から思い切ってハナに行き、しっかりこの馬の良さを生かした
今回はジャックドール、ソダシと超弩級の先行馬のプレッシャーを受けて厳しかったが、このメンバーで8着に粘っており、かなり力がある所を示した
前が恵まれる展開ではマークしなければならない馬
12着カフェファラオ
外から被されるのを嫌い、外回しになってもポジションを取っての競馬
ジャックドール・ソダシ・ウインカーネリアンと真っ向勝負が出来ていたので芝でもやれなくはない事を示した
16着ナミュール
出負けあり、直線での不利ありとまたしても力を出し切れない競馬に
マリアエレーナ以上になかなか力を出し切れないタイプかもしれない
状態面からは成長している様に思えるのでその力がしっかり発揮される所を見てみたい
予想記事でも書いていた通り買った馬券はソングラインの単勝1点でした
いつも単勝1点勝負の時は連系を買う時より購入額を少なくしていたのですが、今回は同じくらいの額で勝負出来たのが良かったと思います
直前でソングラインの単勝オッズがドンドン下がり、単勝候補としていたジャックドールのオッズが少し上がり悩みました
ただジャックドールはやはり少なくとも12倍、出来れば15倍は欲しいと思っていたので初志貫徹でソングラインの単勝のみで思い切れました
他の実力馬の不安要素・オッズ・期待値もろもろ考えてもし外れたとしても良い馬券を選択出来たなと思います
おそらく馬券選択含めて今までで最も良い予想が出来たと思うくらい手応えがありました
安田記念がかなり考えて行きついた答えだったという事もあり、そんなに深く予想出来ていないレースを無闇に買うのはやめようと改めて思えたのも良かったです
自分の予想法、馬券選択の考え方にしっかりハマるレースだけを買っていけばやはり最も良い結果が得られるはずですからね
あとは今までなら推し馬ジャックドールの単勝やワイドも買ってしまっていたと思いますが、買う馬券を増やして1つの馬券の額を少なくすると貯金を作れなく後々ジリ貧になるというのを3~5月で経験しましたし、推し馬を買う欲求を我慢出来たのも良かったと思います
推し馬だから無条件で買うのはローコストでやっている私としては結構キツくなるので今後は控えようと思いました(レーベンスティールはもう少し追いますが…😁)
推し馬の馬券は近々計算しようと思っていますがプラス収支になっていると思います
しかし推し馬に引っ張られなければもっとプラスに出来たなというレースがチラホラ出てきたのも考え直すキッカケとなりました
今年の安田記念はG1馬10頭が出走したレースで、とてもレベルの高い見ごたえのあるレースになりました。日本ダービーの事もあり、全人馬無事の良いレースを見られるというのは改めて幸せだなと感じました。2023年安田記念、最も好きなレースの1つになりました🐴